11.月が近づけば少しはましだろう
作詞:飛鳥涼
作曲:飛鳥涼
いろんなこと言われる度にやっぱり 弱くなる
いろんなこと考える度に 撃ち抜かれて
恋人も知らないひとりの男になる
壁にもたれて もう一度受け止める
小さな滝のあたりで
角を曲がるといつも 消え失せてしまう言葉だけど
心の中では 切れて仕方ない
この指の先でそっと 拭きとれるはずの言葉だけど
積もり始めたら 泣けて仕方ない
ごまかしながら生きて来たなんて 思わないけど
夢まみれで滑り込むような事ばかりで
毎日の自分をどこか 振り分けてた
僕の中を 通り過ぎ行く人
ほんの一瞬の人
朝の改札では 大勢の人が流れて行く
カーテンを引いて ベッドに転がる
静かに変わる時間を 閉じるように瞼を閉じる
月が近づけば 少しはましだろう
動きたくない身体を 毛布に沈めて聞いてた
鳴り止まないサイレンの音 胸の音なのか
角を曲がるといつも 消え失せてしまう言葉だけど
心の中では 切れて仕方ない
この指の先でそっと 拭きとれるはずの言葉だけど
積もり始めたら 泣けて仕方ない
静かに変わる時間を 閉じるように瞼を閉じる
月が近づけば 少しはましだろう
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